Exponent Denali™ Stove(検証編)

isoziro

2010年07月13日 11:45

少し前に記事にしたColemanのストーブ。

ゲット編
動作確認編

Exponent Denali™ Stoveといいます。

コチラのストーブ、数年前に”日本でも発売”とかいう話が一時期出たようなんですが
あまり所有者が見受けられないところを見ると結局発売されなかったんでしょうね。。

サポート面では一瞬不安がよぎりましたが
ソコは天下のコールマン。
パーツ面含めて何とかなるだろうと
少し前に熊よけ鈴と共に引っ張ってみました。

その後、やるやると言っておきながら先延ばししてましたが
やっと重い腰を上げ”検証編”スタートでございます(笑)
















ケロ初ドライブ・・・
いきなり”真っ黒クロスケ”です~(笑)















ケロシン(灯油)で使うにはドラゴンフライなどと
同様ノズルの交換が必要です。
左のキレイな方がケロ用で”十字”に切込みが入ってます。



で、さっそく計測ですが・・・

SPパーソナルクッカーNo3(ステンレス)の一番大きな鍋
1Lの水道水を満たして検証してみました。

・お外(7/10 16時前後(外気温20度前半ぐらいだったかと・・。))で風が多少強め。
・付属しているアルミのウィンドスクリーン(風除け)使用。
・本体側バルブは全開状態のまま触らない。
・燃料側バルブも運転中は全開状態。
・バーナーヘッドの周りの風防が赤熱後、水を入れたクッカーを載せる。
・気泡がかなり大きくなり鍋からこぼれそうになった時点で沸騰と判断。


という条件の下で実施しました。


計測対象は
①白ガス利用(残燃料はボトル1/3くらい)
②キャニスターガス缶(PRIMUSのレギュラー缶)250新品
③キャニスターガス缶(EPIのパワーガス缶)250新品
④ケロシン利用(残燃料はボトル2/3くらい)

の4パターン。


なお、ストップウォッチを使わずにアナログの腕時計で
計測したので計測値はかなりアバウトになってしまいました。
(携帯使えばよかったんですよね。。後で気づきました(^^;)
というわけでいきなり結論ですが。。。

1位・・・・③EPIパワーガス缶:4分10秒









2位・・・・①白ガス利用:4分20秒









3位・・・・④ケロシン利用:4分30秒









4位・・・・②プリムスレギュラー缶:4分50秒
















となりました。

(ガス缶総評)
実は今回、個人的に一番検証したかったのは
②と③の違いだったりします。
キャニスターのガス缶ってメーカーの違いや
同じメーカーでもグレードによって
プロパンやISOブタンなどの配合比率が異なっているので
どれが一番効率的なのか気になってたんですよ。
(価格ももちろん違いますけどねー(^^;)

今回メーカーもグレードも違うガス缶だったので
一概には言えませんが
レギュラー缶とパワーガス(系)缶だと
かなり差が出そうな雰囲気であることが分かりました。

今後、お財布と相談しながらどのメーカーのどのグレードが
一番使い勝手が良いか試行錯誤してみたいと思います。


(液燃総評)
白ガスの残量が少なかったせいなのか分かりませんが
ケロシンとあまり差が出なかったのも意外でしたね。
白ガスの残量をもう少し増やせば差が出るかなぁ?


(まとめ)
今回のテスト結果を見る限りスペックシートほど液燃とガス缶の差が
感じられない・・・というのが正直なところでしたね。
もちろん山の上とか違いが顕著に出そうなシチュエーションだと
違う結果が出る可能性もあるかも。

ですがやはり、コストパフォーマンスの面から
液燃利用が主となる可能性が高いです。

ただし・・・・以前少しつぶやきましたがボトルが
もう1サイズ小さいのも”選べる”と良いなぁ・・・というのが個人的希望です。
この点について色々調べてみましたがコールマンのデタッチャブルストーブと
同じような雰囲気なのでMSRやOPTIMUSのボトル流用は難しそうです。。
(少なくともDF用のボトルは合いませんでした。。)

どなたかこの辺(コールマンの液燃ボトル・・いないだろうなぁ(笑))に
詳しい方いませんかねぇ。。




おまけですが・・・今回の検証中2点ほどトラブルが・・・・

<その1>
一部萌え燃えマスタ。。
































分かります?向かって左側欠けてるでしょ??

風防をしっかりと噛み合わせてセットしなかったせいで
最大火力でドライブ中に回り込んだ炎がダイレクトに当たっていたようです。(^^;
(大気圏に突入したザクのようにw)途中で赤く燃えてました。>シャア少佐ァァァァ~
計測終盤戦だったため、暖かく見守りました。w


<その2>
(真っ最中の画像はありませんが。。。)炎上しマスタ。

原因はコレ。。(ピンボケ御免)
















ケロドライブで最大稼働中に一番上のプレート
(三又に分岐してる部品ね)がずれてしまったようで、
間欠泉のように黄色系炎があがってました。。。orz

おかげでなべ底が黒くなりましたよ・・・(^^;
ケロシン用のノズルを交換した際にプレートのセットが甘かったのか・・・
あるいはケロの勢いが良すぎたのか、どちらかかと・・・(笑)



いずれにしても室内での試験運転は
危険度MAXということが証明されましたw




(コラボ記事)丸投げとも言うww
私、メジャーどころのMSRのドラゴンフライは所有してますが
もう一方の雄、OptimusのNovaは持っていません。
なのでこのあたりの数値をご覧になりたい方は
ユキヲさんが検証してますのでコチラをご覧下さい。
当然、条件が多少違うのでご参考程度に
・・・ということでお願いします。

MSR ドラゴンフライ
Optimus Nova82
その他(ユニフレーム US-D、武井301A)

ユキヲさん、勝手にリンク&トラバしてゴメンね。
問題あるようであればコメントくださいー。
関連記事